ピアノにとって大事なことは何より調律となります。これを疎かにしてしまうとずれた音程に慣れてしまい、調律のされているピアノで演奏することに違和感を感じてしまうようになってしまいます。確かにホンキートンクピアノとしてラグタイムを演奏するときなどは調律のずれを許容しますが、あくまで特殊な場合と言えます。基本的には調律されている状態を保つようにしましょう。和歌山県は日本の寒暖差ランキングで37位となっているため、一見、環境が安定しているように見えます。しかし、その気温の差は31.8℃もあるため、和歌山県においても気温という問題から逃れることは難しいでしょう。こうした気温の差というのは鍵盤やハンマー、弦といったパーツに影響を与えます。また、和歌山県の2013年における平均相対湿度は66%にもなります。外観からは分かりませんが、内部には鉄の弦と木製の鍵盤、フェルトのハンマーといった様々な材料が使われていて、それぞれの磨耗具合や消耗具合といったものが異なるものです。そのままクリーニングや整調作業を怠ってしまった場合、やがて鍵盤が反応しなくなったり、隣の鍵盤も同時に押されてしまうといった妙な現象に悩まされてしまいます。そうなると最早まともな演奏はできなくなってしまうため、楽器として使うことができなくなってしまうのです。ピアノ調律修理110番は和歌山県にも展開しています。ピアノというのは整調も大事ですが、適宜修理することも重要なことです。消耗したパーツを交換することで長く演奏することができるようになります。また、電子ピアノの修理についても同様で、故障したからといって捨てるのはもったいないことです。こうした電気製品というのは一見、調律とは関係無いように見えますが機械には機械ならではのメンテナンス方法があるため、クリーニングなどと併せて適切な修理をすれば演奏できるかもしれません。また、引越しの際などは点検のための良い機会の一つとなるので依頼しやすいタイミングです。
※修理のお問合わせの場合、5年以上使用している電子ピアノは対応不可。