ピアノというのはとてもデリケートな楽器だと言うことをご存知でしょうか。美しい音色を安定して奏でる為には日々のメンテナンスが重要です。東京都は、全国では40位となっていますが、年間の最高気温と最低気温の差が31.4℃もある場所です。天然の木で出来ているピアノにとって、出来るだけ温度や湿度には気を使わなくてはなりません。気温や湿度差の激しい東京都にお住いの方は、定期的にプロの技術を持つ調律師さんに調整をお願いする事が望ましいでしょう。ピアノにとって大切な保存環境のアドバイスなどもして貰えます。また、どれだけ管理に気を使っていても、練習や演奏で鍵盤を弾いていれば、必ず調律はズレてくるものなのです。練習すればするだけ、調律もズレてくる可能性が高くなりますから、頻繁に使う人はそれだけ調律も行う方が望ましいでしょう。ズレた音で演奏しつづけると耳がその状態に慣れてしまう危険性もあります。また、タッチが重すぎたり軽すぎたりするなどの悩みも楽器にはつきものです。そんな時には調律師さんに相談すると、状態をチェックし、弾きやすいタッチに調整してくれます。気になる料金は、事前に問い合わせればきちんと答えてくれるので、信頼出来そうな調律師さんや修理業者を選ぶ事が大切です。大事に使っている楽器でも、何かのきっかけで調子が悪くなってしまったりする事もあります。そんな時には、信頼出来るピアノの調律・修理業者に依頼してみましょう。修理を依頼する際に肝心な事は、ピアノの調律・修理の技術があるかどうかです。大袈裟な修理ではなく、部品の交換だけで直ってしまうケースもあるので、まずはチェックしてもらうのが良いでしょう。日本はヨーロッパ等の国よりも湿気が高く、また寒暖差のある東京都はピアノにとって過酷な環境だと言えるでしょう。しかし、出来るだけ劣化を防ぐような環境を用意し、定期的にプロのメンテナンスを行う事により、いつでも美しい音色で音楽を奏でる事が可能になります。
※修理のお問合わせの場合、5年以上使用している電子ピアノは対応不可。