鍵盤を弾くと正確で良い音が鳴る、そうするとどんどんピアノを弾きたくなるものです。ご自身、お子様の練習もはかどり、上達も早くなることでしょう。ピアノの音を維持するためには、調律、場合によっては修理を行うことがとても大切です。ピアノは、木の芸術品と呼ばれますから、そのボディの多くは木材から成り立っています。羊毛素材のフェルトも使われていますから、多くは天然の資源から作られます。このことから、温度や湿度の影響を受けやすいデリケートな楽器とも言えますし、1年に1回程度、できれば半年に1回の調律を行うことが理想的とされている理由です。ではここで、宮城県の寒暖差と湿度について確認しておきましょう。宮城県の2013年最高気温(日最高気温の月平均の最大値)は30度、最低気温は-2.7度となっており、差は32.7度です。地球温暖化の影響で、近年、宮城県も例外なく夏は暑く、冬は寒い寒暖差の多い年が続いています。ピアノも人間と同じように、寒暖差が音に微妙な影響を与えてきます。また、湿度は気温以上に音に影響を与えます。ピアノには音を響かせる響板と呼ばれる部位があります。この部分は、木材でできていますが、湿度が高いと膨張してしまい、乾燥していると逆に収縮します。膨らんだり縮んだりを繰り返しますと、響板が割れてしまい、音の響きに影響が出てしまいます。また、高い湿度は、鍵盤にも影響を与えます。連打ができないですとか、鍵盤が上がらなくなるというケースです。水分による内部のサビは、弦が切れる原因にもなります。こうした状態になってしまいますと、大きな修理が必要となり、余分な費用が掛かってしまうことになりますから、日頃の調律、修理などのメンテナンスがとても重要と言えるでしょう。日頃のかかりつけの調律、修理業者をお探しでしたら、迅速な対応、料金、サービスに力を入れているピアノ調律修理110番までお問い合わせください。メンテナンスに関するさまざまな情報も提供させていただきます。24時間365日の電話対応を行っていますから、まずはお気軽にお問い合わせください。
※修理のお問合わせの場合、5年以上使用している電子ピアノは対応不可。