ピアノ調律はしないと少しずつ音の質が下がっていきます。そのためこの変になった音を、きれいな音に整え直す作業をしないといけません。音が変になる原因としては、弦には何もしなくても常に力が加わっているので、そのままだと弦がゆるみ、音が狂ってしまうことがひとつ目です。
二つ目は、温度と湿度の変化です。まず、温度は、金属や弦を広げたり、縮めたりします。湿度は、木製の機械に腐食などの悪影響をもたらします。この2つの作用により、たえず狂いがもたらされる危険性に晒されているのです。
熊本県に住んでいる人にとって重要な気候データですが、2013年のデータを見てみますと、最高気温は33.9度、最低気温0.1度と、寒暖差は33.8度もあります。
湿度は70%ほどで熊本県の気候はピッチにズレが生じやすい状況なので他県と比べて比較的調律の必要性は大きいです。
他にも、特に不具合がなくても定期的に調律をすることで、故障しかけているところなどの早期発見へとつながるなど、メリットはたくさんあります。そして長年何もせずに放っておくと、ひどい場合だとネズミや害虫がピアノの中に住み着くなど衛生的に見ても非常に良くないことになります。
そこまで悪化しなくても、音を伝える機構が破損していたりすると、中々上達しないのは自分の技量不足のせいなのか、この環境のせいなのかわかりづらいデメリットも存在します。
修理にも通常より多くの費用がかかり、こういった事態を避けるためにも、定期的な調律は必要です。そんな不調をきちんと取り除き、本来の音を出せる正常な状態にするためには、場合によってはそれなりに長い時間が必要です。
早いと、1、2時間程度ですが、長いと1から2日ほどもかかります。しかしながら、いざ修理に出すとするとどこが良いか分からないといったご経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。ピアノ調律修理110番」では、お客様に立場に立ち、分かりやすい料金設定でご依頼を承っており、また、お電話でのご相談については24時間、年中無休で承っておりますので、熊本県でどこの業者に頼めば良いか迷われている方は、是非いちどご利用をご検討いただければ幸いです。
※修理のお問合わせの場合、5年以上使用している電子ピアノは対応不可。