コラム

ピアノ教室に通いたいと思ったら。長続きのコツは教室選びにあり!

ピアノ教室に通いたいと思ったら。長続きのコツは教室選びにあり!

ピアノは老若男女を問わず、人気のある習い事ですね。「楽譜が読めるようになりたい」「特技として身につけたい」「昔習っていたのを再開したい!」さまざまな思いがあるでしょう。

子どものころからピアノに触れることで音感が身につけ、生涯の趣味として音楽を演奏する楽しみを獲得することができるかもしれません。大人になってからの習い事としても、趣味として楽しむことでプライベートを充実させることができます。

人気の高いピアノ教室ですが、たくさんの教室があってどこに通えばよいのか迷ってしまうことかと思います。今回は、大手と個人経営のそれぞれのピアノ教室による特色や習うなかで大切にしたいこと、また無料レッスンに参加する方法をご紹介します。

ピアノ教室、大手と個人教室どちらがよい?

ピアノ教室といっても、テレビCMでよく見るような大手楽器メーカーによるものから、自宅で開いている個人経営のものまでさまざまです。それぞれどのように違って、何がよいのかわかりませんよね。まずは、両者の特色をお伝えいたします。

大手楽器メーカーが経営するピアノ教室とは

大手の楽器メーカーが経営するピアノ教室には多くの先生が在籍し、施設も充実しています。レッスンも、個人レッスンやグループレッスンなど自分にあうものを選ぶことができます。

音楽教室が独自で作っている教材を使用し、カリキュラムにのっとったレッスンをおこなうことが多いようです。

また、定期的にグレードテストも実施されます。テストの結果により適正なクラスに振り分けられ、自分の技術にあったレッスンを受けられることも特色といえるでしょう。

個人経営のピアノ教室とは

個人経営のピアノ教室の多くは、自宅で教室を開いています。マンツーマンでの個人レッスンである場合が多いです。

教室によって使用する教材が異なり、生徒のペースにあわせたレッスンをおこないます。レッスンの方針も先生によって特色があり、のんびりとレッスンする教室から技術の向上を目指す教室までさまざまです。

それぞれのメリットとデメリット

【大手楽器メーカーが経営するピアノ教室のメリット】

・グループレッスンか個人レッスンか選べる

・定期的にテストを受け、テストの結果により技術別にクラスが分けられる

・全国展開しているため、転居をしても系列の教室で引き継いでレッスンを受けることができる

・発表会などのイベントが充実している

【大手楽器メーカーが運営するピアノ教室のデメリット】

・独自で作成した教材を利用し、カリキュラムも決まっているため生徒にあわせたレッスンが受けられない

・レッスン日の振替をしてくれない場合がある

・月謝に施設費などが含まれているため高めの設定である

【個人経営のピアノ教室のメリット】

・レッスン内容は自由度が高いため生徒にあわせたレッスンを受けられる

・自分にあった先生の教室に通うことができる

・レッスン日の振替をしてくれることが多く、時間や曜日の融通がきく

・月謝は大手よりも安めの設定である

【個人経営のピアノ教室のデメリット】

・サイトなどがない場合が多く、ネットで情報を得られないため教室を探せない

・先生によりレッスン方法にバラつきがある

・発表会などのイベントの実施は先生により異なる

ピアノ教室といっても、それぞれに特色があります。大手楽器メーカーと個人教室、どちらにもメリット・デメリットがあることがわかりますね。

ピアノ教室に通いたいと思ったらするべきこと

ピアノ教室に通いたいと思ったらするべきこと

ピアノ教室に通いたいと思っていても、理由がなく「ただなんとなく」では、なかなか身が入りません。まずは、何をやるべきなのでしょうか。

通う目的をはっきりさせる

ピアノ教室に通う目的がなければ、数多くある教室のなかから自分にあったものを選ぶことは難しくなります。はじめに目的をはっきりさせましょう。

「まずは楽譜を読めるようになりたい」「ピアノの技術を上達させたい!」「趣味として空いた時間に楽しみたい」など、ピアノ教室に通ってやってみたいこと、達成したいことは人それぞれです。

自分がピアノ教室になぜ通いたいと思ったのか、目的をはっきりさせることで自分にあったピアノ教室が選びやすくなりますよ。

グループレッスンと個人レッスンどちらが自分に向いているかを知る

教室だけでなく、レッスンの形式にも種類があります。多くの場合は、グループレッスンか個人レッスンの2種類です。

グループレッスンとは、生徒複数人に対して先生がひとりつくという形式のレッスンです。グループレッスンは、学校のような雰囲気のなかで行われます。仲間やライバルがいると燃え上がるタイプの場合はオススメです。

同じクラスの人たちとともに支えあい、楽しみながらレッスンを受けることができます。

個人レッスンは、生徒ひとりに対し先生がひとりといった形式のレッスンです。レッスン時間中はしっかりと見てもらうことができます。個人レッスンの場合は先生とのマンツーマンとなるので、自分のペースでレッスンを受けることができます。

だれかと比較することなく、マイペースにレッスンを受けたい場合はオススメです。

グループレッスンと個人レッスンはそれぞれよいところが異なります。自分にはどちらのレッスンが向いているのか、体験レッスンなどに参加してみると教室の雰囲気や空気感が、分かるでしょう。

さあ体験レッスンにいってみよう!

ピアノ教室では体験レッスンを実施している教室が多くあります。体験レッスンでは、実際にレッスンが行われているのを見学したり、レッスンに参加したりすることができます。

教室がどんな雰囲気なのか体験することができれば、自分が通うようになったときの事をイメージしやすいですよね。

体験レッスンは、普段のレッスンより料金が安くて参加しやすかったり、無料でおこなっていたりします。まずは気軽に試しにいってみてはいかがでしょうか。

まずは体験レッスンに参加してみよう!確認するポイントは3つ

ピアノ教室といっても、実際にどんなレッスンをおこなっているのか想像もつかないですよね。自分にあった教室を探すためにも、体験レッスンで確認しておきたいことをみてみましょう。

生徒それぞれにあわせたレッスンをしているか

体験レッスンで確認したいのは、先生は生徒にあったレッスンをしてくれるか?ということです。自分のレベルにあったレッスンを受けられないと、はじめたばかりなのに難しく感じて「自分にあっていないのではないか?」と挫折してしまう可能性があります。

どうせ習うのならば、ある程度は楽しく続けたいですよね。グループレッスンの場合にも、だれかが置いてきぼりになっていないか、生徒それぞれにあわせたレッスンをおこなっているか確認しましょう。

先生とコミュニケーションを取りやすいか

先生が生徒と積極的にコミュニケーションを取っているのかも確認したいポイントです。ピアノを習っているうちにわからない部分や悩み、疑問が出てくることでしょう。先生はそのときに相談を受けてくれそうでしょうか?

体験レッスンに参加したときには、先生と生徒の関係性はどんな様子なのか観察してみましょう。

振替レッスンができるか

予定していた日にレッスンを受けられなくなった場合に、振替を受けられるのかということも大切なポイントです。どうしても動かせない用事がある、もしくは風邪をひいてしまいレッスンにいけないという日もあると思います。

そのとき、他の日に振替でレッスンをおこなってくれるピアノ教室であれば、ありがたいですよね。

ただし、あまりにも振替が多い場合には教室に迷惑をかけてしまいます。予定を組むのが難しい場合には、チケット制やレッスンの度に予約をとっているピアノ教室もあります。自分にあったピアノ教室を探しましょう。

長続きするピアノ教室とは

長続きするピアノ教室とは

習い事をするのなら、長く続けて習得したいですよね。長続きさせるポイントとは何でしょうか。

生徒の目線に立ってくれる先生がいる

生徒に寄りそって指導してくれる先生には、ピアノを習っていくなかでの悩みや疑問を相談しやすいかと思います。わからないことがわからないままだと、つまらなく感じてしまいます。疑問を解決して、より楽しくピアノを習いたいですよね。

また信頼できる先生がいたら、スランプが来たとしても一緒に乗り越えて頑張ることができるでしょう。先生との関係性も、ピアノを習ってゆくうえで重要なポイントです。

無理のない月謝

毎月、ピアノを習うために節約生活をするというのもなかなか難しいと思います。「ピアノを習うことが何よりも大事!」ということでもない限り、無理をしても疲れてしまうだけでしょう。

長続きせず、上達することなくやめてしまっては悲しいですよね。家計を圧迫しない程度の、自分にあった月謝のピアノ教室に通うことも長く楽しく続けるコツといえます。

ピアノ教室のなかにはチケット制を導入している場合もあります。チケット制とは、はじめにレッスンチケットを購入しておくことで、好きなときにレッスンの予約が入れられるというものです。

毎月何回と決まっているわけではなく、月謝として固定の料金を納めるわけでもないので、家計にあった回数でレッスンを受けることができますよ。

自宅から通いやすい立地にある

ピアノ教室に通うということは、定期的にレッスンにいく必要があるということです。自宅から通いにくい場所にある教室では、レッスンにいくだけでも疲れてしまうでしょう。

・自宅や職場・学校から近い

・帰宅途中に寄れる場所である

・駅から近くアクセスがよい

このように、自分の生活スタイルにあう立地であれば通いやすいでしょう。長く通い続けるためにも、教室の立地には注意してください。

まとめ

ピアノ教室といっても、大手楽器メーカーの経営するピアノ教室と個人経営のピアノ教室では違った特色があることがわかりました。それぞれのメリット・デメリットをよく考え、自分にあったものを見つけていきましょう。

まずはピアノを習うことでどうなりたいのか、どうしたいのか目的をはっきりさせるのが重要です。レッスンを受ける目的を設定することで、自分にあった教室を探しやすくなるだけでなく、そこに向かって頑張ることもできるでしょう。

目的が達成できたときのよろこびは計り知れません。まずは体験レッスンからはじめてみませんか?ご自身にあったピアノ教室を探していきましょう。

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