鍵盤の戻りが遅いときもご相談ください｜ピアノ調律修理110番

ピアノの鍵盤は押すと弦をハンマーが叩く構造になっていて、この繰り返しで演奏ができるようになっています。
特にスピードの速い曲を引く時には、同じ鍵盤を連続で叩くこともありますが、この時、一度押した鍵盤が戻ってこなければ、その音を出すことができず、演奏に支障が出てしまいます。
特にアップライトピアノではよく起きることなのですが、鍵盤を戻すためにバネを利用しているものは、年数が経つとバネが働かなくなってしまい、音が出せなくなる場合があります。
グランドピアノの場合は、ハンマーが重力によって下に引っ張られるので、自動的に鍵盤が戻りますが、ハンマーと鍵盤をつなぐ部分が劣化して、動きが悪くなると同様の事態が引き起こされることもあります。
ピアノをスムーズに演奏できないのは、練習がしにくいので技量の上昇に影響をきたします。それではせっかくの努力も台無しです。
鍵盤の戻りが遅い場合は、ピアノ修理のプロに任せれば対応してくれるので、一度当サイトまでご連絡いただければと思います。