コラム
10月に入り、台風のシーズンも少し落ち着いたように見えます。気温も徐々に下がり、朝晩は肌寒いくらいです。 さて、空気が乾燥してくるこれからの季節、ご自宅などのピアノの管理は進んでいますか? 秋になろうが管理なんてすることは無いとお考えの方もいるかもしれませんが、実はピアノの管理、特に調律については秋には秋、そしてこれからの季節に必要な管理があるのです。 秋になるとピアノの周りの空気は乾燥して行きます。それに伴い、ピアノの中に吸収されていた梅雨の頃の湿気が徐々に抜けていくのです。つまり、ピアノのはどんどん乾いていく一方の状態になります。 乾いたピアノの音は、湿気を吸っていた頃に比べると少し低くなる場合があります。木は湿気を吸うと膨張するので、ピアノ線がより強く引っ張られることになりますから、その分音が低くなります。 本来であればピアノ設置する部屋では厳密には温度と湿度の管理するのが重要ですが、一般のご家庭でその環境を実現することは難しいものですから、ぜひ定期的なピアノの調律、及び修理については当サイトのコールセンターまでお気軽にご相談ください。