コラム
ピアノを買ったけど、今では誰も弾かなくなって置物になってしまっている。こんな経験ないでしょうか? ピアノ教室に通っていたのに、いつの間にか通わなくなってしまっているという方沢山いるのではないでしょうか。 子供が受験なので受験勉強に集中させてあげたいから、ピアノはいったんお休みになっていたけど、受験が終わったからまたピアノを弾かせてあげたい。 仕事のリフレッシュで弾くことが多く、頻繁には弾いてないけどたまには弾きたい。人それぞれ理由は様々です。 その場合一番心配なのは調律の問題かと思います。弾くならいい音で弾きたいというのはだれでも思うことです。 誰も弾かないピアノにはたして調律の必要はあるのでしょうか。 調律はそんなに頻繁にしなくても大丈夫と考えている方もいると思います。基本的に温度変化の少ない場所に置いてあるピアノについてはある程度感覚が空いても大丈夫とされています。しかし冷暖房のきいたリビングなどで長期間置かれたピアノはピアノの部品の狂いが生じやすいため、長期間調律をせずに放置するというのはあまり良くないことです。 長期間調律しないで放置しておくと、ピアノの弦がゆるんだ状態で固まってしまい、調律してもまたすぐに元に戻りやすくなってしまうなどのリスクがあったり、虫がついて部品に穴があくなどということもあります。 ピアノなどの楽器は非常にデリケートにできており、長期間狂った状態で長期間放置してしまうと、元の音に戻るのが難しくなってしまう場合があります。 ピアノ調律師さんにいろいろ相談してみるといいでしょう。