コラム
ピアノは外側が木のフレーム、内側に金属製のフレームがあり、この金属製のフレームにピアノ線を何本も張り、ハンマーで叩く事で音を発生させています。
木も金属も、温度によって収縮するので季節や部屋の温度によって音が若干ですが変わってきます。
特に、暖房を使う冬場は音が変わりやすいようです。
そうした環境で使われるピアノは、弦が緩んでしまったり、あるいはフレームにヒビが入ってしまって演奏できない事態も想定されます、
演奏を常に行われる方は、特に季節ごとに調律を行う事で綺麗な音を出す事が出来ます。
また、温度が変わるのと同様、部屋が変われば音の響きも変わってきます。
元居た家では綺麗な音なのに、引っ越してから急にくぐもったり、音が違って聞こえるという場合には設置している部屋の環境が変わったのが原因ですので、一度調律が必要になります。また、引越しの際にぶつけたり、ゆすったりした事によって音が変わる場合もあります。心配でしたらピアノの輸送業者がありますのでそちらに依頼する事もご検討下さい。
このように、ピアノはとてもデリケートな楽器ですが、今ではピアノ調律・修理業者も沢山あるので、心配はないでしょう。
お困りの事があれば、直ぐにピアノ調律・修理業者へ問い合わせ、調律や修理を依頼されてみてはいかがでしょうか。