コラム
ピアノという楽曲は私達を長きに渡って楽しませてくれます。 その歴史は古く、300年ほど続いています。 ピアノの音色は様々なところでよく聞かれていますので、当たり前に思われていますが、あの音色が出せるのはピアノだけでしょう。 ピアノは最初「ピアノフォルテ」という楽器でした。 原型はチェンバロと言われるピアノに非常に似た楽曲で、これの音が強弱の変化が無いことに不満を持ったことから、イタリア人のクリストフォリがハンマーで弦を打つ仕組みのものを製作したのがキッカケです。 その後も改良を繰り返され、ソロ楽曲としても使われるようになり、 そのうち、コンサートホールの演奏にも耐えるようになり、音域も更に広がり、現在のピアノという形になったのです。 ピアノには様々な歴史があり、何度も試行錯誤を繰り返され今にあり、 その過程で出現したを保存している博物館も日本に存在しています。 それではピアノの元になったチェンバロは今は廃れてしまったのか?というと決してそういうわけではありません。現在でもチェンバロの独特のクラシカルな音色は人気で、電子ピアノの中などにも、その音色が搭載されています。 これだけ沢山の歴史を積み重ねてきたピアノ、大切にしたいですね。 調律をすることも、大切なメンテナンスの1つです。