コラム
使用しているピアノにはお手入れが必要になります。 ご自分で手入れをしようとお考えの方はいらっしゃるかと思いますが、 ピアノ調律・修理業者にお願いする方が1番無難です。 ピアノはとてもデリケートな楽器ですので慎重に扱わなければならないからです。 ほんのちょっとお手入れ方法を間違えてしまうと、 それが故障の原因になったり、ピアノの状態を悪くすることがあるのです。 たとえば、湿気はピアノにとって最大の敵です。ピアノの故障のうち、約70%は湿気が原因と言われています。 何故なら、湿気が極端に高い状態で長く使用すると、ハンマーに湿気が帯びます。 そうなると、音がこもったような感じになり、銀盤の動きが鈍くなって弦などにサビが発生しやすくなります。 精密加工された細かい木工部品、フェルトクロスや皮などを使った部品は湿気に敏感なのです。 ですので、たとえばピアノを水で拭くのは避けた方が良いのです。 他にも、銀盤の素材は傷めやすく、アルコールだとヒビを入れてしまいますので注意が必要になります。 ピアノ調律・修理業者ならば綺麗にピアノをクリーニングしてくれますし、 調律・修理に対応していますので、是非ご相談してみてください。 他人の楽器を扱うことになりますので、丁寧に行ってくれると思います。